暖かな木漏れ日が窓から差し込む昼下がり。
ソファで楽しそうに歌うバショウの隣で、それを眺めていたソラが口を開く。
「貴方は本当に嬉しそうに歌うんですね」
「うん?だって歌えることってとても幸せでしょう?だから、嬉しいよ」
「・・・・・・・・・良かったですね」
ふふふ、と笑みを零すバショウに、ソラはほんの少し口元を緩める。
それが笑顔だと気付ける人間は殆ど居ないけど、バショウには彼の纏う空気が柔らかいのを肌で感じて。
「だって、上手に歌えたらソラ君褒めてくれるでしょ?私ソラ君に褒められるの凄く好きなんだもん」
「・・・・・・・・」
ぴたり。と空気が固まる。
一瞬動きを止めた兄にバショウはおや?と首を傾げたがすぐに伸びてきた腕に思考が戻る。
長い腕に囚われたバショウは息を忘れるほどきつく、抱きしめられる。
「そ、ら・・・く・・・」
「ばしょうさんの歌も好きですが・・・・僕は貴方が何よりすきですよ」
「・・・・・!」
真顔で言われた言葉の意味を理解して、バショウは顔が赤くなるのを感じる。
真直ぐな視線に耐え切れなくて、抱き寄せられた腕の中に顔を埋めて。
「・・・・・それって、褒め言葉じゃないよね・・・」
「ええ、そうですね。告白ですね」
「ううぅ・・・何このおにいちゃん」
そんな幸せな午後の時間。
Fin
*****
SORAお兄ちゃんとばっしょさん。
・・・・・SORAのキャラが激しく間違ってるのでほんとスルーしてみてくださいwww
な、何このげろあま!!って書いた本人も忘れ去っていたので悶えています。
初期はくっついてる設定だったようです、今と大して変わりないと思うがorz
しかしこのソラ、もはや誰/(^q^)\
とりあえず便器に住んでくるね★